ウチナーンチュ(うちなーんちゅ)

または:うちなんちゅ 

ウチナーンチュ

意味

  1. 沖縄の人
  2. 沖縄本島の人

解説

「ウチナー」は「沖縄」、「〜ンチュ」は「〜の人」の意で、沖縄の人をさします。

広い意味では「沖縄県民」ですが、狭い意味では「沖縄本島の人」となります。
特に宮古・八重山などからすると、沖縄本島に行くこと=沖縄(ウチナー)に行くなので、自分たちがウチナーンチュだと言われたら違和感があるのだそうです。

筆者はむかし「沖縄の人はウチナーンチュ?なら、他県の人は ソトナーンチュ になるの?なんだか排他的だね」と言われたことがあるのですが、違います。
対義語にあたる「他府県の人」は「ナイチャー」=内地の人 です。
これは、先の戦争で沖縄に来ていた日本軍の兵隊さんが故郷を「内地」と呼んでいたことに由来すると、聞いたことがあります。
「ナイチャー」と同じ意味で「本土の人」と言ったりもします。
また、沖縄に住んでいるナイチャーは「シマナイチャー」と呼ばれます。
(むかしは内地かぶれのウチナーンチュ、の意味だったらしいのですが。)

さて、「ウチナーンチュ」と「ナイチャー」は一見で判別できるほど外見の違いがある…と思われています。
一般的にウチナーンチュは、顔の彫りが深い、だんご鼻、キーマー(毛深い)、まつげも長い、ジーグルー(日焼けの程度に関わらず元々肌が浅黒い)などの特徴があり、そういう顔を「ウチナージラー」と呼びます。
筆者のまわりでは、たしかにTHEウチナージラーの人は多いのですが、先祖代々ウチナーなのにまったくそう見えないウチナーンチュ、も少なくないです。
観光県なので、ナイチャー風の人を見かけるとすぐ「あなたナイチャーね?」と尋ねる人が多いのですが、ナイチャー風ウチナーンチュの人はいつも訂正しないといけないのでナンギ(面倒くさい)と話していました。

外見以外にも「ウチナーンチュとは何ぞや」の問いは方々で語られるテーマです。
2005年に雑誌の『うるま』(2009年に休刊)では、3号連続で「沖縄人(うちなーんちゅ)とは?」という大特集を組んでいました(身体編・言葉編・生活編)。
近年も発刊が続く沖縄あるある系の本でも、同じようなテーマが語られています。
こうした本を手に取り、ウチアタイしたり共感してクスっと笑ったりするのが、好きな人は多いはず。

ちなみに、その名も『世界のウチナーンチュ大会』という1990年から5年毎に行われているイベントがあります。
これは沖縄にルーツをもつ海外の日系人を招待して行う大規模な国際交流イベントで、数ヶ月前から各所でお祭りムードが漂います。
歴史的に海外移民が多いことに加え、ウチナーンチュというアイデンティティに強いこだわりを持つ県民性が、イベントの盛り上がりにも表れているように思います。
関連用語
ウチナー  ナイチャー  ウチナージラ  ウチアタイ  キーマー  ジーグルー 
耳にする度
使用頻度5

沖縄で標準語を殆ど耳にしない方言。もしかしたら標準語を知らない沖縄県民もいるかも!?

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