アンマー(あんまー)
または:アヤー
意味
- お母さん
- 母親
- 遊女〈ジュリ〉の抱え親
解説
沖縄方言で「母」をさす言葉は、平民は「アンマー」士族は「アヤー」と明確にわけられています。
昔は身分によってつかう言葉も区別されていたんですね。
現代で「お母さん」をさす方言といえば「アンマー」が一般的。
呼称としても名詞としても使います。
沖縄の「アンマー」イメージは【とにかく働きもの!料理上手で、肝がすわっている、一家の実質的な大黒柱】といったところではないでしょうか。
こうした印象にあやかってか、食堂や食品関係の事業所名に採用されているのをよく見かけます。
「アンマー」を歌った曲の歌詞をみても、アンマーの苦労や強さ、それに頼りっぱなしの家族(笑)の姿が垣間みえます。身近で偉大な愛すべき存在、それがアンマー。
・BEGIN『アンマー我慢のオリオンビール』
http://j-lyric.net/artist/a000775/l0225a9.html
県民ソング『オジー自慢のオリオンビール』をアンマーサイドで歌う。リアルで笑える歌詞必見です。
・かりゆし58『アンマー』
http://j-lyric.net/artist/a04ca30/l0098ac.html
母の日定番ソング。ボーカル前川さんの実体験をつづった歌詞が共感をよんでロングヒットに。
また現代にはありませんが、昔は「遊女〈ジュリ〉の抱え親」という意味もあったそうです。
かつて那覇の辻(つじ)などにあった遊郭で、若い娼妓(ジュリ)の雇い主の女性を「アンマー」とよんでいたもの。
この場合アンマーも大抵は元ジュリで、数人のジュリと寝食をともにし、賃金を管理する代わりに一切の面倒をみるという関係だったようです。
かつての沖縄の花街は、アンマーを中心に女性がすべてを取りしきっていたそうで、日本の遊郭(楼主は男性)と比較したときにその特異性を感じます。
「アンマー」という呼び名も、ただの雇用関係ではなく実の母娘のような絆をともなった関係をあらわしていたのではないかと思います。
〈参考図書 『辻の華』上原 栄子 (著) など〉
昔は身分によってつかう言葉も区別されていたんですね。
現代で「お母さん」をさす方言といえば「アンマー」が一般的。
呼称としても名詞としても使います。
沖縄の「アンマー」イメージは【とにかく働きもの!料理上手で、肝がすわっている、一家の実質的な大黒柱】といったところではないでしょうか。
こうした印象にあやかってか、食堂や食品関係の事業所名に採用されているのをよく見かけます。
「アンマー」を歌った曲の歌詞をみても、アンマーの苦労や強さ、それに頼りっぱなしの家族(笑)の姿が垣間みえます。身近で偉大な愛すべき存在、それがアンマー。
・BEGIN『アンマー我慢のオリオンビール』
http://j-lyric.net/artist/a000775/l0225a9.html
県民ソング『オジー自慢のオリオンビール』をアンマーサイドで歌う。リアルで笑える歌詞必見です。
・かりゆし58『アンマー』
http://j-lyric.net/artist/a04ca30/l0098ac.html
母の日定番ソング。ボーカル前川さんの実体験をつづった歌詞が共感をよんでロングヒットに。
また現代にはありませんが、昔は「遊女〈ジュリ〉の抱え親」という意味もあったそうです。
かつて那覇の辻(つじ)などにあった遊郭で、若い娼妓(ジュリ)の雇い主の女性を「アンマー」とよんでいたもの。
この場合アンマーも大抵は元ジュリで、数人のジュリと寝食をともにし、賃金を管理する代わりに一切の面倒をみるという関係だったようです。
かつての沖縄の花街は、アンマーを中心に女性がすべてを取りしきっていたそうで、日本の遊郭(楼主は男性)と比較したときにその特異性を感じます。
「アンマー」という呼び名も、ただの雇用関係ではなく実の母娘のような絆をともなった関係をあらわしていたのではないかと思います。
〈参考図書 『辻の華』上原 栄子 (著) など〉
- 耳にする度
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沖縄県民なら殆どの人が知ってる方言。沖縄では方言を使う方がスムーズかも。
カテゴリ
品詞
離島の方言
- 宮古方言:
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